「セ・リーグでも優勝」巨人に移籍・甲斐拓也選手 新天地での抱負語る 大分市で恒例の自主トレも

2025年01月13日 18:15更新

2025年注目の大分にゆかりのある人たちをシリーズで紹介する「ことしにかける」。

 

今回は、大分市出身のプロ野球選手・甲斐拓也選手です。

 

甲斐拓也選手にとって、2025年は福岡ソフトバンクホークスから巨人に移籍して新たな挑戦の1年となります。甲斐選手に新天地での抱負を聞きました。

 

 

◆巨人・甲斐拓也選手

 

「今回、読売巨人軍に入団します。甲斐拓也です。また気持ちを新たに一生懸命頑張っていきますのでよろしくお願いします」

 

 

 

国内FA権を行使しソフトバンクから巨人に移籍した大分市出身の甲斐拓也選手。

 

背番号は阿部慎之助監督が現役時代につけていた10番に決定。球団からも期待が寄せられています。

 

 

 

甲斐選手は1月7日から地元・大分市で後輩と自主トレを行っています。

 

巨人のロゴが入ったソックスを履いた甲斐選手、恒例のユニークな練習にも臨んでいました。

 

 

プロゴルファーの阿部未悠選手が外野に打ち込んだゴルフボールをキャッチするなどして汗を流しました。

 

そして迎えた昼休憩。

 

 

◆巨人・甲斐拓也選手

 

「みなさん準備したので食べてください取って行ってください」

 

 

毎年、甲斐選手は報道陣に自ら食事を用意してくれていて、大分名物のとり天が入った弁当や県産の野菜を使ったちゃんこ鍋なども。2025年は練習を見に来たファンにも振る舞われました。

 

 

甲斐選手は大分市の楊志館高校に在籍していた2010年、ソフトバンクから育成6位で指名を受けました。

 

 

◆高校時代の甲斐選手

 

「夢のような気分ですが、とてもうれしく思います」

 

 

その後、努力の末に1軍に上がると持ち味の強肩「甲斐キャノン」を武器にチームを日本一に導いたほかゴールデン・グラブ賞を7回受賞。

 

 

また、2021年の東京オリンピックでは金メダル獲得に貢献し、2023年のWBCでも世界一を経験、球界を代表するキャッチャーになりました。

 

 

数々の結果を残してきた甲斐選手ですが、その基盤を作り上げたのは14年間在籍した福岡ソフトバンクホークスです。

 

 

 

 

 

◆巨人・甲斐拓也選手

 

「すべてを経験させてもらったのかなと思う。それは自分1人では無理だったので、本当にホークスで基本から何もかも全てしてもらったと思っている」

 

 

 

慣れ親しんだ球団を離れセ・リーグの巨人でプレーすることを決めた甲斐選手。決断した理由を聞くと。

 

 

◆巨人・甲斐拓也選手

 

「やっぱり野球選手をしている以 上、ものすごく挑戦したい。今後の野球人生を考えた時にあと何年できるか分からない中で自分の野球人生含めて挑戦し ようという決断になった」

 

 

巨人での最初のシーズン。どのような1年にしたいか目標を聞きました。

 

 

◆巨人・甲斐拓也選手

 

「セ・リーグでも優勝、日本一まずはこれが目標になると思うので頑張りたい。ホークスとまた戦えたらいいなと思っているのでまた変わらずに応援してもらえたら」

 

 

新たなユニフォームに袖を通した甲斐拓也選手。

 

 

今後の野球人生を見据え、大きな決断をした甲斐選手の活躍に期待がかかります。

 

 

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