今季初 大分県内全ての地点で氷点下観測 大雪の恐れは無くなるも臨時休校や交通機関などに影響

2025年01月10日 12:00更新

この冬一番の強い寒気の影響で、大分県内では10日、平地でも積雪が観測されました。

 

 

大雪の恐れは無くなりましたが、各地で厳しい寒さとなっています。

 

 

 

◆TOS渡辺一平記者

 

「観光地湯布院でも雪が積もった手元の温度計はおよそ0℃を示していて凍てつくような寒さ」

 

 

気象台によりますと、この冬一番の強い寒気の影響で、10日朝の県内は厳しい冷え込みとなりました。

 

 

最低気温は由布市湯布院と玖珠で氷点下8.6度となるなど、今シーズン初めて県内全ての観測地点で氷点下となりました。

 

 

また、平地でも雪が降り、午前5時時点で中津市で2センチ、日田市で1センチの積雪が観測されています。

 

 

県内に発表されていた大雪注意報は、午前8時過ぎに解除されました。大雪の恐れはなくなりましたが、11日午前6時までの24時間に多いところで山地で2センチ、平地で1センチの雪が降ることが予想されています。

 

 

気象台は引き続き、積雪や路面の凍結による交通障害に気をつけるよう呼び掛けています。

 

 

また、県教委によりますと、雪の影響で県内の小中高校などあわせて42校が臨時休校となっています。

 

 

 

 

 

一方、交通機関にも影響が出ています。県内の高速道路には冬用タイヤなどの滑り止めが必要な区間があります。また、高速バスは大分と福岡を結ぶ便が、始発から運行見合わせとなっています。

 

 

空の便は、大分空港の滑走路の除雪のため、一部の便で遅れが出ましたが、作業は完了し、運航は続いています。

 

 

JRは日豊本線と久大本線の一部区間で遅れが出ています。

 

 

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