今季一の寒波 「水道管の凍結」に注意 中津市で対策グッズの配布や対策動画を配信 大分

2025年01月09日 18:50更新

この冬一番の強い寒気により、大分県内では10日朝にかけて大雪となる恐れがあり、路面の凍結による交通障害などに注意が必要です。

 

こうした中、中津市では…

 

 

 

◆TOS児玉直輝記者

 

「気温が下がった日に凍結するのは路面だけではありません。中津市では水道の凍結を防止する対策グッズが配布されている」

 

 

低温による水道管の凍結にも注意が呼び掛けられる中、中津市が行っているのが、保温材の無料配布です。

 

 

配布は公民館など市内の15か所で行っていて、保温材は水道のメーターボックスの中に詰めることで凍結を防ぐことができるということです。

 

 

◆中津市民は

 

「ありがたいですね。なかなか自分でやろうと思ってもすぐできないのであればもらって帰ってすぐ(ボックスに)入れるのでありがたく重宝してる」

 

 

こうした対策に取り組む中津市では過去に寒波で、水道管破裂による水漏れが相次ぎ、大規模な給水制限が行われたことがありました。

 

 

そうした事態を防ごうと、市は水道管の凍結を防ぐ方法をまとめた動画をユーチューブで配信しています。

 

 

 

 

 

例えば、外でむき出しになっている水道管の対策としては布で覆ってビニールテープを巻く方法を紹介しています。

 

 

また、水道管が凍結した場合の対処としては自然に溶けるのを待つことや凍結した部分にタオルを巻き、熱湯ではなく、ぬるま湯をかけて徐々に溶かすことをすすめています。

 

 

◆中津市役所 上下水道部泉隆介課長

 

「水道はいつも使えるがこういったイレギュラーなことで使えなくなることもあるので、意識を持てもらって対策をしてもらえれば」

 

 

 

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