【回顧おおいた・災害】初の南海トラフ臨時情報、台風10号直撃、臼杵商店街で大規模火災
この1年の大分県内の出来事をシリーズで振り返る「回顧おおいた2024」。
今回は県内の様々な話題や出来事についてです。
◆TOS児玉直輝記者
「こちらのアート作品、身長180センチの私と比べると、こんなに大きいんです!きょうからJR大分駅前に展示されています」
県内で行われた国内最大級の観光キャンペーン。
JR大分駅前には巨大なこけしが登場しました。
◆藤井聡太八冠(当時)
「温泉で疲れをいやしつつ2日間、集中して対局に臨みたいと思っています」
当時、将棋のタイトルを独占していた藤井聡太八冠が来県し、全国の注目を集めた名人戦が別府市で行われました。
「勝負めし」も大きな話題に。
別府のスイーツやグルメも人気となりました。
タイトル初防衛とはなりませんでしたが、大熱戦となった対局に湯の街・別府が沸きました。
「今年の漢字」が「金」となる中、県内でも「お金」にまつわる話題が…
20年ぶりの新紙幣発行で、1万円札の顔が中津市ゆかりの福沢諭吉から渋沢栄一に変更となりました。
◆TOS梅田雄一郎記者
「大分市内のスーパーです。米売り場を見てみますと、商品によっては、品切れとなっています」
夏に話題となったのが…「令和の米騒動」。
2023年からの猛暑の影響などでスーパーではコメが品薄に…。価格も高騰しました。
帝国データバンクによりますと、2024年値上げしたのはハムなど加工食品や飲料などおよそ1万2500品目。2025年も、値上げラッシュは続きそうです。
15年ぶりに客を乗せて大分の海へ。
◆乗客
「ふわっと浮いている感覚がして、でも海の上を走っているというのが不思議な感覚」
11月、ホーバークラフトが、別府湾周遊の運航を開始。大分市と大分空港を結ぶ定期航路の就航は年内を目指していましたが、26日、2025年への延期が発表されました。
天皇皇后両陛下、即位後初めてのご来県です。天皇皇后両陛下が例年出席される行事の1つ「全国豊かな海づくり大会」が行われました。
一方、こちらは県内初出店が大きな話題に。手ごろな価格でイタリアンを楽しめるレストラン「サイゼリヤ」が大分市内にオープンしました。
動物たちも様々な話題を振りまいてくれました。メジャーリーグで大谷翔平選手が大活躍した2024年。
大分市の高崎山でことし最初に誕生した赤ちゃんザルは大谷選手の愛犬にちなんで「デコピン」と名付けられました。
死産を乗り越え生まれた待望の赤ちゃんです。
大分市の水族館うみたまごでは、初めてとなるセイウチの赤ちゃんが誕生しました。
母親はうみたまごの人気者セイウチの「泉」。
母親の「泉」は、死産という辛い経験を乗り越えての赤ちゃん誕生でした。
生まれた時にはおよそ55キロだった体重は現在、165キロに。
「いちこ」と名付けられ、すくすくと成長しているということです。
◆TOS田辺智彦アナウンサー
「カラスに追われたフクロウはガラスに激突してここで動けなくなっていたところを職員に保護されました」
TOSにはこんな珍客が…11月7日の朝でした。TOSの防犯カメラに映っていたのはガラスにぶつかり地面に落ちるフクロウの姿。
保護されたフクロウは4日後、別府市内の森へと帰っていきました。
まもなくやってくる2025年。どんな出来事が話題となるのでしょうか。