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美術を専門に学ぶ高校生の作品展が17日から大分市美術館で開かれています。
この作品展は大分市の芸術緑丘高校が毎年、生徒たちの作品を披露する場として開いています。
今回は美術科の1年生から3年生までの113人が制作した日本画や彫刻などの作品およそ290点が展示されています。
生徒たちは1学期の終わりからおよそ2か月かけて作品を作りあげていて、3年生にとっては卒業制作となります。
テーマは自由で日常や学生生活の中で感じたことをそれぞれの感性で描いたそうです。
3年生の柳井柚里亜さんが描いた作品は「情報化が進んだ社会に対する疑問」をテーマにしていて、水面に浮かぶ人物などを描くことで情報が溢れかえる社会の中で、自分とは何かを客観的に見てみたことを表現しているということです。
この作品展は12月22日まで大分市美術館で開かれています。