身近な疑問を調べて「統計グラフ」にまとめるコンクール表彰式 県知事賞は“ミニトマトの実の付き方”大分
年賀状の受け付け始まる 発行枚数は前年比25%減少
師走も押し迫る中、皆さん年賀状の準備は進んでいますでしょうか。
大分県内でも2025年の年賀状の受け付けが始まっています。
一方で年賀状を止める「年賀状じまい」の人も増えているようです。
◆園児たち「もういくつ寝るとお正月♪」
年賀状の受け付けは15日から全国一斉に始まりました。
これを記念して大分県大分市の大分中央郵便局では16日朝、イベントが行われ城南幼稚園の園児たちが元気よく歌を披露しました。
このあと園児たちは、手作りの年賀状を投函しました。
Q何を描いた?
◆園児 「蛇」
Q:何を書いた?
◆園児「あけましておめでとうございます。2025」「ばあばに」「元気に生きてくださいって言った」
年賀状は12月25日までに出せば元日の朝に届くということです。
今回、年賀はがきは1枚63円から85円に値上がりしていて、全国での発行枚数は前の年からおよそ25%減り、10億7000万枚だということです。
「年賀状じまい」を伝えるはがきやスタンプが人気
発行枚数が14年連続で減少しているという年賀状について、街の人に聞いてみました。
◆年賀状を出す人
「もちろん出す」「元気だよ、今までありがとうって言うから」
◆年賀状を出す人
「やっぱり筆跡というのは人柄が出るので」「温かみがあるような気がする」
その一方でこうした声も・・
◆年賀状を出さない人
「友達はLINEで話せるので出すつもりはない」
◆年賀状を出さない人
「今は書くのがめんどくさくなったから電話で済ませる」
こうした中、近年、売り上げを伸ばしている商品があります。
◆TOS渡辺一平記者
「様々なデザインの年賀状がある中でここ数年売り場に並んでいるのが、今後の年賀状を辞退することを伝える年賀じまいはがきです」
大分市の文房具店です。こちらでは、年賀状を送ることをやめる「年賀状じまい」を伝えるはがきやスタンプを数年前から販売しています。
この季節に人気となる年賀状関連商品の中でもこうした「年賀状じまい」関連の売り上げは伸びていて、特に高齢者に人気だということです。
1枚のはがきに思いをしたため、普段会えない人と心を通わせる年賀状。
皆さんはいかがされますか。
年賀状じまいという言葉も出ていましたが形はどうあれ、新年のあいさつは大事にしたいものです。