「ものすごく意識が薄い」ホーバーの事故など巡り 県の責任や姿勢問う声相次ぐ 大分県議会 

2024年12月10日 18:20更新

ホーバークラフトの訓練中に起きた事故を巡り、船長など7人が書類送検されていたことを受けて、10日の大分県議会では、議員から県の責任や姿勢を問う声が相次ぎました。

 

 

 

◆県議会 県民クラブ福崎智幸議員

 

「(県は運航会社を)厳しく指導するなりしないといけないのではないか。会社自体が安全性に対してものすごく意識が薄いような感じがする」

 

 

ホーバークラフトを巡っては2024年3月、訓練中に接触事故を起こしましたが、国土交通大臣への報告を行わなかったなどとして、船長など7人が書類送検され、12月3日付で不起訴処分となっています。

 

 

 

 

 

こうした中、10日開かれた県議会の総務企画委員会では、議員から「県民が安心して利用できない」「事業を任せている責任が感じられない」など運航会社だけでなく県の安全管理の姿勢を問う声が相次ぎました。

 

 

これに対し県は「事故がなくても何か問題があれば県に報告するよう運航会社に指導している」と答えました。

 

 

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