ホーバークラフト事故の報告せず「認識の甘さがあった」運航への影響はなし 大分

2024年12月04日 18:30更新

義務付けられた事故の報告を行わなかったなどの問題について、ホーバークラフトの運航会社が4日、「認識の甘さがあった」などと説明しました。

 

 

 

◆大分第一ホーバードライブ 小田典史社長

 

「我々の認識の甘さもあり、そんな大きな事故ではないだろうと」

 

 

2024年3月に起きたホーバーの2つの事故について、当時の船長など7人は法律で義務付けられた報告を行わなかったほか、航海日誌への記載を怠っていた疑いで書類送検されました。3日付で全員不起訴処分となっています。

 

 

運航会社の大分第一ホーバードライブは4日会見を開き、報告書を出し忘れていたほか、1つの事故については船体などに損傷がなかったことから、「報告すべき事故として認識していなかった」などと説明しました。

 

 

 

 

 

また、今後の管理体制については次のように話しました。

 

 

◆大分第一ホーバードライブ小田典史社長

 

「是正して今になっているので、特段今の流れからやるものはないかなと思っている」

 

 

その上で、11月末から始まった別府湾周遊の運航には影響は無く、空港のアクセス航路の就航も年内を目指すとしています。

 

 

 

一方、2024年7月の事故についても当時の船長1人が書類送検されましたが、こちらも不起訴処分となっています。

 

 

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