インフルエンザ注意報を発令 県「年末年始に向けてさらに感染拡大するおそれ」大分
いよいよ近づいてきたクリスマスの話題です。ケーキやプレゼントなど楽しみなことが待っていますが、2024年は消費者側もお店側にとっても、悩ましい状況となっています。取材しました。
大分県内各地で輝くきれいなイルミネーション。
大分市のパークプレイス大分でも10万球のLEDライトで彩られそのムードも高まってきています。
しかし、2024年のクリスマスには物価高の波が押し寄せています。
◆TOS渡辺一平記者
「クリスマスケーキとして人気のショートケーキやチョコレートのケーキ。こうしたものの原材料にも値上げの波が押し寄せています」
大分県大分市の洋菓子店です。
こちらでは、10月始めからクリスマスケーキの予約を受け付けていましたが、例年通り売れ行きは好調で、すでに完売したということです。こうした中で、直面しているのが物価高の影響です。
イチゴは2023年のおよそ1.4倍、チョコレートは2倍近くまで仕入れ値が上がっているといいます。
そのため、やむなく値上げした商品もありますが、少しでもお得に提供しようと、工夫をしているそうです。
◆きゅうとごぶんのいち 中島翔さん
「(ほとんどの商品で)大体1割から2割は値上げをさせていただいているが生クリームのケーキだけは、販売を1割程度は逆に値下げしている」
なお、こちらの店ではクリスマス当日も数量限定でクリスマスケーキを販売するということです。
一方で、特別な気持ちを込めた手作りケーキもいかがでしょうか。
大分市の専門学校では4日、2年生23人が卒業の記念に制作した菓子の展示が行われました。
お菓子作りを学ぶ生徒たちにどんなことに工夫したかやおいしく作るコツを聞きました。
◆生徒
「イチゴの切り方とか並べ方をなるべく一緒にならないように、バランスよく飾ることを意識した」
「味見しながらもう少し苦い方がいいと思ったら、コーヒー入れたりとかしたら自分好みになる」
「良いものばかり買おうとするのではなく、要るもの要らないものを自分の中で区別して、要らないものは使わないようにして要るものだけで作ってみるのも安く済ませる方法」
原材料が高騰する中、うまくやりくりをして手作りのケーキを作ってみるのもいいかもしれません。
続いては子供たちが楽しみにしているクリスマスプレゼント。
◆TOS甲斐菜々子記者
「大分市内のこちらの店舗ではクリスマスに向けておもちゃ売り場を拡大して販売を行っている」
こちらでは11月上旬から売り場を普段の1.5倍ほどに拡大。約1500種類のおもちゃを取り揃えています。
◆イオンパークプレイス大分店ホビー担当 山中拓人さん
「ベイブレードやヨーヨーなどの 昔はやっていたものが何週か回ってメーカーが遊びを加えたものがトレンドになっています」
「物価高」の中迎えるクリスマスですが4日は、おもちゃを買い求める人の姿も。
◆客
「車系が好きなので実物を見てどれにしようかなと。他で節約を頑張ってます」
「せっかくクリスマスは年に一回の行事だから買ってあげたい」◆
物価高で迎えるクリスマス。
ケーキやプレゼントなどにも影響を及ぼしていますが、うまく工夫をして大切な1日を素敵なものにしたいものです。