時速194キロ死亡事故 検察が控訴へ 一審判決は「危険運転」認定し懲役8年 遺族「量刑軽すぎる」
全国的にも注目された大分県大分市で3年前に起きた時速194キロの車による死亡事故の裁判員裁判で、28日、大分地裁は「危険運転致死罪」が成立すると判断。被告の男に対し、懲役8年の実刑判決を言い渡しました。
危険運転か過失運転か難しい判断が問われた今回の裁判。裁判に参加した裁判員が胸の内を語りました。
裁判員を務めた日田市の会社員の50代男性は危険運転かどうかの判断について「車が進路を逸脱していないことなどから、判断が難しかった。法律の曖昧さを感じた」と述べました。
また、大分市の会社員の40代男性は「条文が曖昧で難しかった協議した上で判決には納得している」と話しました。