園児110人が南海トラフ巨大地震を想定した避難訓練 頑張って階段を5階まで上る
いつの間にか秋が過ぎ、冬の訪れを感じさせる寒さとなりました。
大分県内は20日朝にかけて冷え込みが進み、今シーズン一番の寒さとなりました。
これまで平年よりも気温が高い日が続いていたことから、この寒さを歓迎する声も聞かれました。
上空の寒気と放射冷却の影響で19日からさらに寒さが増し、今シーズン一番の冷え込みとなった20日の県内。
この寒さを歓迎しているのは九重町にあるくじゅう森林公園スキー場です。
◆くじゅう森林公園スキー場 佐藤智之支配人
「待ちに待った寒波到来ということで、けさは1℃くらいの気温。それくらいの気温であれば順調に雪づくりができる」
12月に迫ったオープンに向けて今、ゲレンデ造りに追われているスキー場。この日も機械をフル稼働させて作業が進められていました。
昨シーズンは暖冬の影響で1度も開設できなかったコースがあるということで、今シーズンは「寒くて雪の多い冬になって欲しい」と話しています。
スキー場のオープンは12月13日に予定されています。
◆鹿島佑里記者
「午前8時半の大分駅前。晴れているが空気がひんやりしていて、厚手の服を着ていてもかなり寒く感じる」
20日の最低気温は由布市湯布院で0.6℃玖珠で0.9℃など県内すべての地点で今シーズンで最も低い気温を観測しました。
大分市も朝は冷え込み、最低気温は7.3℃を観測。JR大分駅前では厚手のコートやダウンなどを着こんで出勤する人の姿が見られました。
◆街の人
「先週までだったらこんなダウン着ていなかったが、今週くらいからこのダウン着ているのでそのくらいの寒さしているなと思う」
朝は冷え込んだ一方、日中は気温が上昇し、気温の差が15℃以上となったところもありました。
大分地方気象台によりますと、22日ごろまで寒さは和らぎますが、23日、24日は再び冷え込みが予想されるということです。