「危険運転」要件見直しへ 法務省の検討会が報告書案公表 高速度の運転では速度の基準設ける意見
車のカーナビに交通情報を届けるシステムで、大分県警が通行止めの情報を誤って災害などの緊急事態を知らせる「緊急メッセージ」として配信しました。
県警によりますと、12日午後2時半ごろ、日田市日高の国道210号で車2台がからむ交通事故が起きました。
上下線いずれも通行できなくなったことから、県警の交通管制センターでは車のカーナビに交通情報を届ける「VICS」というシステムで通行止めを知らせるメッセージを配信しました。
しかしその際、配信を担当した警部補が災害などの緊急事態が発生したことを知らせる「緊急メッセージ」を誤って選択したということです。
誤った情報は県内などを走る車におよそ30分間配信され、カーナビの機種によっては「命を守る行動を」と表示されたということです。
県警交通規制課の井上淳司課長は「職員に対する指導・教養を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。