大分県庁「カスハラ対策」で名札を名字のみに変更 職員が長電話を強いられたり暴言を吐かれることも…
時速194キロの車を運転し、死亡事故を起こして危険運転致死罪に問われた男の裁判員裁判は、6日証人尋問が行われ実況見分に携わった警察官が証言しました。
この事故は2021年2月、大分市大在の県道交差点で市内に住む小柳憲さんが車で右折しようとしたところ、当時19歳の被告の男が運転する時速194キロの車と衝突し亡くなったものです。
6日の第2回公判で、検察側は速度が人の視野に及ぼす影響や路面状況などを調べる走行実験のデータを公開して説明しました。
その後、証人尋問が行われ、県警交通指導課の警察官が出廷。事故現場の路面にはわだちや凹凸があることや時速194キロの速度では急ブレーキをかけた場合、停止距離が265メートル必要になることを指摘しました。
これに対して弁護側は、事故から実験を行うまでに3年以上が経過していて、当時の路面状況とは異なる可能性があるなどと指摘しました。