高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
家事や家族の世話などを日常的に行う子供、いわゆる「ヤングケアラー」が大分県内には2000人以上いると推計されることが県の調査でわかりました。
県は2024年6月から7月にかけて県内の小学5年生から高校3年生までのおよそ7万9000人を対象に調査を行いました。
6万6000人あまりから回答があり、4506人が「家族の中に世話をしている相手がいる」と答えました。
このうち、生活への影響として、「自分の時間がとれない」などと回答した1197人と無回答だった576人を合わせた1773人について県は「ヤングケアラーにあたる」と判断。
割合はおよそ2.7%となり、これを全体にあてはめた結果、少なくとも2100人が「ヤングケアラー」であると推計としています。
これは前回3年前の調査と比べて、2倍以上に増加しています。
県は「市町村とも連携して、支援体制をさらに充実させたい」としています。