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認知症への理解を深める目的で当事者が情報を発信する「県希望大使」に男女6人が任命され、25日委嘱状が交付されました。
県希望大使に任命されたのは、認知症の当事者である県内在住の6人です。
県希望大使は県民に認知症に対する理解を深めてもらおうと県が2020年度に創設したものです。
25日は県庁で委嘱状の交付式が行われ、九州では初となる国の希望大使にも任命されている豊後大野市の戸上守さん63歳など再任の3人に加え、今回、大分市に住む元高校教師の藤川郁雄さん61歳など3人が新たに任命されました。
◆戸上守さん
「認知症になっても認知症でなくても、その地域でみんなが元気で生きていけるような社会になってほしい」
◆藤川郁雄さん
「認知症になっても全然怖くないとか嫌じゃないということをいろんな人に伝えていきたい」
6人は今後、各地で講演などを通じて認知症の啓発活動を行っていくということです。