大分で警察官を名乗る特殊詐欺が相次ぐ 80代女性が838万円の被害「お金の番号を調べる必要がある」
全国の自治体で教師用の教科書や指導書を本来必要な議会の承認を受けずに、購入していたことが相次いで発覚する中、大分県杵築市でも同様のケースがあったことが明らかになりました。
議会の承認を得なかった購入金額はあわせて4400万円以上に上るということです。
杵築市教委育委員会によりますと、市の条例では、2000万円以上の物品を購入する際には議会での承認が必要です。
しかし、2020年度と2024年度のあわせて2回、契約金額が2000万円以上にも関わらず、議会の承認を得ないまま、小学校の教師用の教科書と指導書を購入していました。
2020年度はあわせておよそ1750冊分で、金額はおよそ2050万円、今年度はおよそ1700冊分で、金額はおよそ2360万円でした。
全国の自治体で同様のケースが発覚していて、内部で確認したところ、判明したということです。
契約を適法なものとするため、市教委では現在開会中の市議会の定例会に追加議案を提案して承認を受けることにしています。