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自民党総裁選が12日告示され、過去最多の9人が立候補し、15日間の戦いが幕を開けました。
事実上、次の総理大臣を決めることになる今回の総裁選。
12日の大分県内での動きや反応を取材しました。
12日告示された自民党の総裁選。党本部では午前10時に届け出の受け付けが行われ、過去最多の9人が立候補しました。
立候補したのは届け出順に、高市早苗氏、小林鷹之氏、林芳正氏、小泉進次郎氏、上川陽子氏、加藤勝信氏、河野太郎氏、石破茂氏、茂木敏充氏、以上の9人です。
◆TOS刀祢優月記者
「きょう告示された自民党総裁選。県民は誰に選ばれてほしいか100人に聞いてみます」
◆林氏を支持する人
「閣僚のポストをしたと聞き、期待している」
◆高市氏を支持する人
「女性に頑張ってもらいたいと言ったら高市さん。自分の考えをすごく持っている」
◆小泉氏を支持する人
「若い人に頑張ってもらいたいというのが一番ある」
◆石破氏を支持する人
「従来からの石破さんの考え方が一番安定していると思う」
◆上川氏を支持する人
「自民党が本当に変わる、斬新になるというのだったら、 上川さんがいいのではないか」
県民100人に聞いた結果、小泉氏を支持する人が最も多く45人。次いで、石破氏が24人、高市氏が9人、上川氏が8人などとなりました。
さて、今回の自民党の総裁選は国会議員票と党員票、それぞれ367票の合わせて734票で争われます。
党員票は各都道府県連が集計することになっていて、12日は大分県連でも投票用の往復はがきの発送が行われました。
県内では党員と党友あわせて1万6700人あまりが対象で返信は9月26日まで受け付けています。
◆自民党県連 阿部英仁会長
「日本のリーダーを選ぶという責任を十分に認識して賢明なご判断の上で投票していただくことを期待している」
なお、県連は今回、特定の候補者は支援しないとしています。
総裁選の投票と開票は9月27日に行われ、党員票では各都道府県連の集計を党本部がまとめ、その結果に応じ、各候補者に票が配分されます。
自民党総裁選の告示を受けて野党・立憲民主党は…。
◆立憲民主党県連 吉田忠智代表
「多彩な方々が立候補された。改めて自民党の権力に対する執念を感じました」
吉田代表は、裏金問題などを念頭に「自民党の構造的な問題で、政策が歪められてきた。そうしたことを変えていく」と対抗心をあらわにしました。
また、すでにスタートしている立憲民主党の代表選について、「代表選は準決勝。闊達な議論をして政権担当能力を示し、衆議院選挙に繋げてもらいたい」と、次の衆議院選挙での政権交代に意欲を示しました。
立憲民主党の代表選には4人が立候補していて、9月23日に投開票が行われます。