高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
大分県国東市の安岐ダムで行われた緊急放流について、県はマニュアル通りの事前通知ができず、国東市に謝罪していたことがわかりました。
◆佐藤知事
「下流の方々にとって大変不安を与えてしまい、結果として遅れになった。 したがって、国東市にも連絡をして謝罪をした」
国東市安岐町にある安岐ダムは県が管理を行っています。
緊急放流は国東市内に緊急安全確保が出された8月29日に行われ、当時、県や市は安全な場所への避難を呼びかけました。
県によりますと、マニュアルでは緊急放流は開始3時間前にダム下流の自治体などに対し、通知することにしています。
しかし、県は今回、緊急放流を午後3時から始めることを決めましたが、国東市への通知は1時間半前の午後1時半でした。
その後、水位が急激に上昇したため、緊急放流はさらに30分早く、午後2時半から実施したということです。
3日の定例会見で佐藤知事は国東市に謝罪したことを明らかにし、次のように話しました。
◆佐藤知事
「今後そういうことが無いようにきちんとマニュアル通りに対応できるようにしていくのが今回の台風の大きな課題として残ったと考えている」
県は今後、管理システムの変更などを検討するということです。