豊後大野市で住民税など 19世帯22人分で課税ミス 影響額は約370万円 大分

2024年08月23日 20:00更新

大分県豊後大野市で住民税などの課税にミスがあったことが発覚し、市は23日、会見を開いて謝罪しました。

豊後大野市によりますと、2024年7月、今年度の住民税の未申告者に対し、その申告を求めたところ、「すでに申告済み」と返答がありました。市が調査をしたところ、18人分の課税に誤りがあったことが判明。

そして、住民税をもとに算定される介護保険や国民健康保険の保険料などにも誤りがあり、影響は全体で19世帯22人分だということです。

課税ミスは実際よりも少なかった分があわせておよそ337万円、多かった分があわせておよそ37万円でした。

原因は税務署から送られた確定申告のデータの一部が市のシステムに正しく取り込まれなかったことによるもので、職員も確認を怠っていたということです。

市は対象の住民に謝罪と訂正の通知をした上で、納付税額を是正する手続きを進めることにしています。

また、再発防止については「手順の再確認とチェック体制の強化」などを行うということです。

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