全国で相次ぐ“令和の米騒動” 県内でも品薄「きのうの晩もそうめん」「カレーとか食べられなくなる」大分

2024年08月21日 18:10更新

全国のスーパーなどから米がなくなる状況が続き価格も高騰しています。

 

 

「令和の米騒動」とも言われるこの状況、取材すると大分県内のスーパーでも米が品薄の状況となっていることがわかりました。

 

 

 

 

 

◆TOS梅田雄一郎記者

 

「大分市内のスーパーです。米売り場を見てみますと、商品によっては、品切れとなっています」

 

 

こちらは、同じ店舗の20日夜の状況です。棚からは米がほとんどなくなっています。

 

 

全国で相次いでいる米不足…コープ南春日でも、米の入荷は1週間に3、4回しかなく、日によっては、棚から商品がほとんどなくなってしまうということです。

 

 

また、価格も7月に比べて1割程度値上がりしています。

 

 

コープおおいたによりますと、県内のほかの店舗でも同じように品薄の状態にあるそうです。

 

 

◆客

 

「(米がなく)あれ?っと思うことは増えました」

 

 

「きのうの晩もそうめんしました。お米が足りないっていうんで」

 

 

「ちょっと高いなと思います」

 

 

「米はみんな好きだしカレーとか食べられなくなるので、ちょっと困ると思います」

 

 

 

 

 

「令和の米騒動」とも言われるこうした状況は、なぜ起こっているのでしょうか?

 

農林水産省によりますと、2023年の猛暑や水不足の影響で新潟や秋田など、米どころでの生産量が少なかったことが挙げられるということです。

 

 

加えて、各地で相次ぐ地震や台風の発生を受けて買いだめが起きた影響もあるようだということです。

 

 

ただ、現在の米不足の状況については、国内では、早い所では新米が出回り始めているため、今後、徐々に解消する見込みだということです。

 

 

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