「家の人や警察に言ったらだめだ」80代女性が445万円の詐欺被害 警察官を名乗る特殊詐欺が多発 大分
南海トラフ地震臨時情報の呼びかけは15日で終了しましたが、引き続き、地震への備えが求められています。
防災士に聞いた「これからの過ごし方」についてお伝えします。
「巨大地震注意」の呼びかけはきのうで終わったものの、南海トラフ地震はいつ起きてもおかしくありません。
◆防災士 小山田知司さん
「常に先手先手で防災は行うという意識を常に持っておく。防災意識だけは心の中にとどめてほしいと思う」
日本防災士会県支部の小山田知司さんはこの機会に家庭や職場で改めて災害時の対応を話し合ってほしいと呼びかけます。
いざという時に慌てないよう、身近で起こり得る災害のリスクや避難する場所を事前に把握しておくことが重要です。
その際、役に立つのがハザードマップ。
津波の浸水想定区域や避難場所の位置などを調べることができ、自治体のホームページで見ることができます。
ほかにもこんな方法が…
◆防災士 小山田知司さん
「『おおいた防災』アプリというのがある。 これを見れば全ての情報が入っているのでこれで確認できる」
県のスマートフォン向けアプリ「おおいた防災」では県内全ての市町村のハザードマップを見ることができます。
また、現在地から最寄りの避難場所を調べることもでき、拡張現実=ARの機能を使うと、方向も表示されます。
県の試算では南海トラフ地震が起きた場合、最悪のケースでおよそ2万人が亡くなるとしています。
しかし、早期避難を行うなどした場合、死者数はおよそ440人まで減らせるということです。
命を守るため、これからも防災の意識を持ち、備えを続けることが重要です。