「お釣りでもらった」「見たことがない」新紙幣発行から1か月…県内での流通や対応は? 大分

2024年08月14日 19:10更新

新紙幣が発行されてから1か月が経ちました。どれだけ流通しているかや、券売機などの対応を取材しました。

 

 

ーー街の人は

 

Q:財布の中に新紙幣は入っているか

 

「たぶん入っていると思う。きのう買い物に行った時に、お釣りでもらった」

 

「(新紙幣は財布に)入っていない。見たことない」

 

「まだ見たこと無い。キャッシュレスが主なので今のところ」

 

 

 

新紙幣発行から1か月、まだまだ手にしていない人も多いようです。JR大分駅では…。

 

 

ーーTOS梅田雄一郎記者

 

「大分駅では、こちらの券売機ではまだ新札を使うことができません。その一方で、別の券売機を見てみますと、このように新札に対応した券売機となっています」

 

 

現在、大分駅にある7台の券売機のうち、新紙幣に対応しているのは4台。JR九州によりますと管内の駅の券売機などの対応は2024年中には完了する予定だということです。

 

 

 

 

 

一方、こちらは大分市内にあるラーメン店。

 

 

券売機の更新が発行初日には間に合わずおよそ1か月後のこの日、ようやく業者による作業が行われていました。

 

 

普及しているとは言い難い新紙幣。どれくらいしたら世の中に行き渡るのでしょうか。

 

 

 

 

 

ーー豊和銀行  倉野誠一さん

 

「福沢諭吉の旧紙幣がないと、全体の紙幣の量が維持出来ないので並行的に利用しつつ、これからどんどん新しい方に入れ替わっていく、そういう状況かなと思う。とりあえずは半年くらいすると、 かなり今よりは目につく機会が増えるんじゃないかなとは思っている」

 

 

新紙幣発行から1か月。券売機などの対応は徐々に進んでいますが多くの人の財布に入るまでは、もうしばらくかかりそうです。

 

 

最新のニュース