大分で警察官を名乗る特殊詐欺が相次ぐ 80代女性が838万円の被害「お金の番号を調べる必要がある」
岸田首相が9月に行われる自民党の総裁選挙に立候補しない意向を表明しました。
大分県内の反応を取材しました。
◆岸田首相
「私はきたる総裁選には出馬いたしません。総裁選を通じて選ばれた新たなリーダーを一兵卒として支えていくことに徹してまいります」
14日午前、総裁選不出馬を突然表明した岸田首相。
不出馬の理由として自民党の派閥の政治とカネの問題を挙げました。
その上で「新総裁のもとで一致団結、政策力、実行力に基づいた、真のドリームチームをつくってもらいたい」と話しました。
岸田首相の総裁選不出馬について街の人の反応は。
◆80代男性
「精一杯あの人は頑張った。まじめな人だから(総裁選に)出たらいいかと思ったが、変わるというのもいいかもしれない」
◆20代女性
「妥当だと思う。増税が多かったのでそれを断ち切るような対策があったらよかった」
◆40代男性
「これ以上長引くこともないかなと思う」「本当の意味での民主化をしてほしい」
◆60代女性
「政治に対しては全く期待感が無いというか希望がない。希望が持てるようなそういう人にやってもらいたい」
突然の表明に、県政界からも驚きの声が聞かれました。
◆自民党大分県連 阿部英仁会長
「非常にびっくりしました。変えていくことは勇気をもって変えていく。自民党県連も一緒になって活動、 また行動をとっていきたい」
◆立憲民主党大分県連 吉田忠智代表
「自民党派閥の裏金問題を忘れてもらいたいと思っていると思うが、そう簡単には忘れない課題ではないかと思っている。私たちも引き続き、しっかりと衆議院選挙まで訴えていきたいと思っている」
衆議院議員の任期は2025年の秋ですが新たな総理が早期解散に踏み切るのではないかという声も出ていて、県政界でも動きが活発化しそうです。