「コロナ禍に亡くなった友人」きっかけに制作 日本絵本賞大賞「ザ・キャビンカンパニー」作品に込めた思い

2024年07月30日 19:00更新

日本絵本賞の表彰式が29日行われ、大賞を受賞した大分県由布市を拠点に活動するザ・キャビンカンパニーが絵本に込めた思いを語りました。

 

 

2024年5月ザ・キャビンカンパニーが手掛けた絵本「ゆうやけにとけていく」が第29回日本絵本賞の大賞を受賞しました。

 

 

 

ザ・キャビンカンパニーは、阿部健太朗さんと吉岡紗希さんによる絵本作家のユニットで由布市を拠点に活動しています。

 

 

29日は、東京で表彰式が行われました。「ゆうやけにとけていく」を制作するきっかけは、コロナ禍に脳の病気にかかり亡くなった友人だったといいます。

 

 

 

 

 

◆ザ・キャビンカンパニー阿部健太朗さん

 

「悲しみと不安の中にいる人に、 そっと寄り添い、励まし、慰めてくれるような絵本を作りたいとその時、切に思った」

 

 

また吉岡さんは、「今回の大賞は私たちの中で、大きな自信となった」などと話していました。

 

 

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