「大人が思いつかない案を」APUで高校生などを”特命副学長”に 未来の学校づくりに生かす 大分

2024年07月19日 18:30更新

大分県別府市にあるAPU=立命館アジア太平洋大学は、高校生や在学生に大学の課題などを考えてもらおうと「特命副学長制度」を導入しました。

 

 

APUの特命副学長に任命されたのは、長野県の高校生・若狭留名さんと、インド出身で国際経営学部のジャハ・アシュミさんの2人です。特命副学長制度は、学生自身にどんなことを学びたいか考えてもらい、未来の大学づくりに生かすためことしから導入されました。また、2人の活動を支えるメンバーとして高校生、在学生それぞれ4人が選ばれています。

 

 

 

 

◆高校生特命副学長 若狭留名さん

 

「私たちが現時点で考えているのは、高校生の参加者、大学生の参加者が集まって、これからの大学像について、ディスカッションしていくワークショップをしたいなと思っています」

 

 

13日、APUでは高校生と大学生で意見交換をしました。高校生は、住んでいる場所が全員バラバラのため、定期的にオンラインで話し合いを重ねていくということです。

 

 

 

◆高校生特命副学長 若狭留名さん

 

「高校生として大学について考える機会は一生ないと思っているので。大人だったら思いつかないようなそんな案を考えていきたいなと思います」

 

 

特命副学長の任期は来年3月までで、年明けには、報告会や大学への施策の提言が行われます。

 

 

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