JR九州が29年ぶり運賃値上げへ 全体平均で15% 2025年4月1日から 大分

2024年07月19日 18:20更新

JR九州は19日、鉄道の旅客運賃の値上げを国土交通省に申請したと発表しました。全体平均で15%の値上げになるということです。

JR九州は、利用者の減少や物価高などを受け、19日付で運賃の改定を国に申請したと発表しました。

1996年以来、消費税増税時を除いて、維持してきた運賃ですが、今回は普通旅客運賃は平均で14.6%、通勤定期は平均30.3%、通学定期は平均で16%の値上げとなります。

県内の主な区間の運賃は、普通列車で日豊本線の大分~亀川間が380円から450円に、久大本線の大分~向之原間が300円から360円などと、それぞれ値上げされます。

また、特急は大分~博多間が3740円から4180円などになるということです。29年ぶりとなる料金の改定は、来年4月1日から適用されます。

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