「大変光栄“えー!”と思った」国東半島唯一の映画館 来場者2万人突破 高齢者の交流拠点にも 大分

2024年07月18日 13:30更新

大分県豊後高田市にある国東半島唯一の映画館が17日、開館以来、7年あまりで来場者2万人を突破しました。

 

 

レトロな街並みが残る大分県豊後高田市玉津。ミニシアター「玉津東天紅」は17日、来場者が2万人を突破。

 

それを記念してセレモニーが行われました。

 

 

 

記念すべき2万人目となったのは、市内に住む阿形敏吉さん(80)です。

 

 

ーー2万人目の来場者 阿形敏吉さん

 

「大変光栄です。えーっ!?て思った」

 

「いいですね、映画館があると」

 

 

玉津東天紅は地域の高齢者の生きがいづくりや、観光客の誘致のために県と市の補助を受けて2017年にオープンしました。

 

 

 

 

建物は空き店舗だった老舗のパン工場を改修。30席のミニシアターで、週替わりで映画が1日2回上映されます。

 

 

ーー訪れた人は

 

「大きい(映画館)と違った催しをいろいろやってくれるので、それがまた楽しみの一つ」

 

「騒々しさがないので、何となく落ち着いてゆっくり見て楽しめる」

 

 

 

 

玉津東天紅は映画以外にも、古典やフラワーデザインなどを学ぶ教室を開催するなど、高齢者の交流拠点にもなっていて、これからも地域に親しまれる存在となりそうです。

 

 

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