八田與一容疑者 似顔絵公開から1週間で去年の約3.5倍の情報提供 大分県警「効果はあった」

2024年07月09日 15:00更新

2022年大分県別府市で起きたひき逃げ事件についてです。


県警は9日、八田與一容疑者の似顔絵公開後1週間で、2023年と比べておよそ3.5倍の情報が寄せられたことを明らかにしました。

 

この事件は2022年6月、別府市の交差点でバイクに乗っていた男子大学生2人が車に追突されて死傷したものです。

警察庁は2023年、現場から逃走した八田與一容疑者を道路交通法違反ひき逃げの疑い重要指名手配し行方を追っています。

事件発生から2年、県警は6月28日に八田容疑者の現在の風貌を想像した似顔絵を公開。
翌日には県内のほか東京、大阪などの都市圏でチラシを配り情報提供を呼びかけました。
 

 

9日開かれた定例会見で県警は、似顔絵を公開した6月28日からの1週間で495件の情報が寄せられたと明らかにしました。

◆県警後藤和樹交通部長
「昨年同時期の1週間と比較すると約3.5倍の情報件数だった。より多くの方々がこの事件に関心を持ってもらったものと考えている」

またこれまでに寄せられた情報は7月4日時点で、6100件を超えたということです。
県警は「事件を風化させることがまずいこと。情報が集まったことについては効果があったと思っている。情報を精査し関東などでも捜査する態勢を整えて、身柄確保と真相解明に取り組む」と話しています。

 

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