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食品のほか電気にガス…
6月も値上げの波が止まりません。
街の人たちからも「生活するのが大変」などの声が聞かれました。
6月も行われる食品の値上げ。
帝国データバンクが主要な食品メーカー195社を調べたところ、614品目に上るということです。
カルビーは「ポテトチップス」などで値上げを行い、店頭での価格が3~10%上がる見込みです。
また、明治も54品目でおよそ3%から33%の値上げを行うということです。
さらに、不作となっている影響で、ノリ製品の値上げも目立つということです。
相次ぐ食品の値上げに街の人は…
◆街の人は
「スーパーでちょっと買ってもすぐ2、3000円になるので生活するの大変になるなと」
「チョコレートもノリも子どもたちはよく食べるので痛い」
食品の値上げが相次ぐ中、生活にかかせない電気やガスも、6月使用分から値上がりします。
物価高対策として政府が続けてきた補助金が終わるためです。
九州電力が発表している平均的な家庭の1か月分の電気料金で、6月分は5月分と比べて450円、4月分と比べると、900円近く高くなっています。
なお、6月分の7551円は、2016年以降では過去最高だということです。
また、ガスについても補助金が終わるため、同様に6月使用分から値上がりします。
家計への影響が気になるところですが、こうした中、実は6月から国の新たな税金、「森林環境税」が導入されます。1人あたり年間1000円徴収される国の「森林環境税」とはどんなものでしょうか。
◆県 森との共生推進室田口孝男室長
「経営放棄林の整備に加え森林整備を担う人材を育成するとか木材の利用促進とかそういった取り組みの普及啓発に活用されている」
ただ、県は独自の「森林環境税」として2006年から1人あたり年間500円を徴収しています。
一見、同じものに見えますが、県の税金は森づくりの教育支援など活用対象を広くとっているところに国との違いがあるそうです。
◆田口室長
「大分県は森林が非常に多い県ということで、森林整備に係る経費もほかの件に比べて多くの金額かかっている。県民には理解をしながら協力してもらえればと思っている」