ホーバー「衝突時のクッション材に」大分空港発着場で土のう設置作業 相次ぐ事故受け 大分 

2024年05月30日 18:50更新

2024年秋に就航を予定しているホーバークラフトについて訓練中の事故が相次いだことを受け、大分空港側の発着場で護岸などに衝突した時のクッション材として、土のうを設置する作業が30日から始まりました。

◆TOS梅田雄一郎記者
「大分空港にあるホーバークラフ トの専用路です。土のう設置に向けて関係者による協議が行われています」

ホーバークラフトについては、2023年11月の訓練初日に、空港の発着場の護岸に衝突する事故が発生し、2024年3月、4月にもフェンスに接触する事故が相次ぎました。


 

こうした事態を受け、大分県と運航会社は、空港側のターミナルで船体が接触した時のクッション材として、土のうを設置することを決め、30日朝からその準備が始まりました。

31日から最初の事故があった場所の近くと、操縦が難しいとされるS字カーブ2か所に、土のうが計300個設置される予定です。


 

◆大分第一ホーバードライブ 小田典史社長
「不安に思っているパイロットもかなりいますし、実際走らせてみてどういう状況なのか、微調整していきながら安全に走れるようにしていきたい」

設置は6月中旬までに完了する予定で、その後、空港での訓練が再開される予定です。

 

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