大分県内 過去最多「977社」 2023年の新設企業 サービス業などが約4割 起業マインド高まる

2024年05月28日 17:50更新

2023年、大分県内で新設された企業の数は977社と、2008年の統計開始以降、過去最多となったことが分かりました。

民間の調査会社・東京商工リサーチによりますと、2023年1年間に県内で新設された企業の数は、前の年より71社増えて977社でした。

これは2008年の統計開始以降、過去最多で、2023年5月に新型コロナが5類に移行したことを受け、県内でも起業マインドが高まっているようです。

産業別にみると、サービス業などが399社と全体の4割を占めていて、インバウンドなどで盛り上がる観光需要を見込んでいるようです。

また、自治体別の増加率では竹田市が77.7%と最も多く、次いで豊後高田市、中津市となっています。

ただ、東京商工リサーチの担当者はこうした法人新設の動きについて、「どの業界も人手確保に苦戦していて人件費も上がっている。事業が継続できるかどうかは不透明」と話しています。

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