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120年の歴史を誇る大分県佐伯市の老舗割烹店が経営破綻しました。
経営破綻したのは佐伯市大手町の割烹山城家です。
東京商工リサーチ大分支店によりますと、割烹山城家は明治37年に創業。仏事や宴会、結婚式などを手掛け、平成7年9月期には売上高が3億円を超えていたとされています。
しかし、近年は宴会などの減少や挙式スタイルの多様化などで売上高が落ち込み、さらに新型コロナの感染拡大の影響で業績が悪化したとみられ、ことし2月には事業を停止していました。割烹山城家は大分地裁佐伯支部に破産を申請し、今月開始決定を受けたということです。
負債総額は1億円を超えるとみられています。
これで大分県内での新型コロナ関連の経営破綻は77件になったということです。