宇佐・国東半島の観光振興を目指し 県信用組合とトヨタカローラ大分が協定
日本の温泉の魅力を世界に発信しようと、大分県別府市など有名温泉地を持つ自治体がタッグを組み、10日に協議会を発足させました。
発足したのは温泉ツーリズム推進協議会です。
協議会は、北海道登別市や静岡県熱海市など各エリアの有名温泉地を持つ7市からなり、九州からは別府市が参加しています。
来年に開幕を控える大阪・関西万博に向けて、日本の温泉の魅力や文化を発信しインバウンドの集客を図ろうと、大阪観光局の事業の一環としてこの協議会は発足しました。
10日は東京で、協議会の発足記者会見が開かれ、参加する自治体の市長などが登壇。別府市の長野恭紘市長も次のように意気込みを語っていました。
◆長野恭紘市長
「万博をゴールではなく通過点として温泉文化を世界に発信し、連携してこの取り組みを加速させていくということで、我々も末席に加えてもらってしっかりその役割を果たしていきたい」
協議会では今後、ホームページやSNSで温泉地のPRをするほか、大阪・関西万博では温泉に関するイベントの開催も予定しているということです。