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大分県内では3月30日に、平年よりも6日遅れで開花が発表されたサクラですが、今、各地で見ごろを迎えています。
県内の名所の様子をまとめてお伝えします。
まずは国東市の安岐ダムです。
およそ3000本のソメイヨシノがダムを囲むように咲き誇っていて、現在は6分咲きだということです。
ダムの広場には菜の花も咲いていて、この時季は淡いピンク色のサクラとのコントラストも見どころです。
撮影に訪れた1日は、サクラの木の下にシートを敷いてくつろぎながらお花見を楽しむ人の姿が見られました。
◆花見客
「菜の花の黄色と青い空とサクラの白いふわふわとした色が相まって、ものすごくきれいなので夢の世界にいるようでとても素敵」
こちらではサクラが咲いている期間、日没から午後10時までライトアップも行われています。
続いての名所はこちら、竹田市の岡城跡です。
歴史ある石垣の周りにはおよそ400本のソメイヨシノなどが植えられていて情緒ある光景が広がっています。
桜は現在8分咲きで、週末に満開を迎える見込みです。
◆花見客
「農業をやっていて、今から忙しくなるので、その前に毎年ここに花見に来るんです。サクラの花が割と満開で天気も良いし気持ちいい」
竹田市では今度の日曜日、恒例の「岡城桜まつり」が開催される予定です。
◆TOS児玉直輝記者
「大分市の城址公園に来ています。こちらでは今サクラが見頃を迎えていて、たくさんの花見客でにぎわっています」
2日午後1時ごろの大分城址公園です。サクラの下で食事をするなどしながら、多くの人たちがお花見を楽しんでいました。
◆花見客
「いいな~、お花というのは。本当に春爛漫というのは。家で(酒を)飲んでいるがより美味しいです」
公園を管理する大分市によりますと、現在は8分咲きで、こちらもまもなく満開を迎えそうだということです。
最後に各地の開花状況をお伝えします。
別府市の城島高原パークは現在満開です。
臼杵城跡と日出町のハーモニーランドはほぼ満開の状況です。
そして、宇佐神宮は7分咲きだということです。
こうした中、多くのところで、サクラの見頃は今週末までになりそうです。
ただ、県内は3日以降、曇りや雨となる日が続く見込みで、お花見は天候が回復した隙間のタイミングを見極めてということになりそうです。