海保小型機の不時着事故 1年以内の原因調査が困難との見解 運輸安全委員会が経過公表

2024年03月28日 18:40更新

去年4月、海上保安庁の小型飛行機が宇佐市に不時着した事故を巡り、国の運輸安全委員会は事故原因の調査を1年以内に終えることが困難であるという見通しを示し、28日、経過を公表しました。

この事故は去年4月、海上保安庁の小型機が訓練中に大分県宇佐市の農地に不時着したもので、乗っていた2人が軽いけがをしました。国は「航空事故」と認定し、運輸安全委員会が調査を進めていましたが、「1年以内に調査を終えることが困難」であるとし、きょう、経過を公表しました。

それによりますと、不時着のおよそ10分前、小型機のエンジンの出力は100%からおよそ60%に低下。

本来は飛行を続けられる出力でしたが、高度を維持できなくなったということです。

TOSが入手した海上保安庁の無線記録では、小型機は「異常なし」と連絡した数分後、出力が下がったことを報告。

また、不時着直前には「後方から黒い煙」が出ていたということです。

運輸安全員委員会でも当時のこうした状況について詳しく調べていて、今後は機体やエンジンを製造したアメリカやドイツの関係者にさらに聞き取りを行うなどの調査をしていくことにしています。

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