ホーバー訓練中に再び事故 原因はスピードの出し過ぎ 運航会社が会見で明らかに 

2024年03月22日 18:40更新

大分市と大分空港を結ぶホーバークラフトが21日、訓練中に再び事故を起こしたことを受け、運航会社が会見を開きました。

事故原因はスピードの出し過ぎだったということです。

運航会社によりますと、21日午後2時10分ごろ、大分空港側の発着場でホーバークラフトの2番船「Banri」の後方部分がフェンスに接触しました。

訓練中の操縦士など3人が乗っていましたが、けがはありませんでした。

運航会社は22日、会見を開き、事故原因はスピードの出し過ぎだったと明らかにしました。

海から陸に上がる際、加速が必要だと判断し10ノット以下で進むべきところを14ノットで走行したということです。

◆大分第一ホーバードライブ 小田典史社長

「(フェンスに)接触という部分では、訓練をしている最中、致し方無い部分も多少ある。就航に向けての訓練をすでに再開しているが、訓練をさらに深めて実施していきたい」

船体に損傷は無かったため、22日朝も訓練は実施されていて、運航会社は引き続き秋の就航を目指しています。

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