訓練初日の事故から4か月 ホーバー1番船、大分市に移動 本格的な修理作業へ  

2024年03月14日 18:40更新

大分市と大分空港を繋ぐホーバークラフトについてです。

去年、事故を起こして空港に停まったままになっていた1番船が14日、大分市のターミナルに移動しました。

今後、本格的な修理作業が行われます。

ホーバークラフトの1番船「Baien」は去年11月、操縦訓練の初日に大分空港の発着場のガードレールに衝突し、現場で応急的な修理が行われてきました。

事故から約4か月、運航会社は14日、船体をタグボートで引っ張って大分市側のターミナルに移動を開始。

空港を出発しておよそ4時間後…

◆TOS佐野格記者

「事故を起こして大分空港の現場に残されていたホーバーク ラフトの1番船が西大分のター ミナルに戻ってきました。今ゆっくりと艇庫に入っていきます」

ターミナルの近くではホーバーは自力で前進。ほかの2隻が格納されている艇庫に無事到着しました。

◆大分第一ホーバードライブ 小田典史社長

「我々がそれ(十分な安全教育) を怠ったことが今回のあの事故の一番の原因だったかと思う。 そういう最悪のことを想定しな がら運航していかないといけな いと改めて身に染みている」

運航会社は5か月ほどかけて国内で1番船の修理を行い、ことし秋の運航開始を目指す考えです。

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