利根建設が挑む「新4K」で描く未来の働き方
臼杵市では10日、地元の小中学生や住民など約800人が参加する大規模な避難訓練が行われました。
南海トラフ巨大地震の発生に伴い、臼杵市で震度6弱の揺れが起きた想定です。
参加者は津波の避難場所に指定されている海抜約19メートルの臼杵公園に避難しました。
会場では防災意識を高めてもらおうという取り組みも。
◆TOS山路謙成記者
「臼杵市で行われた避難訓練では、このように防災士によるお菓子を使った非常食の試食会や簡易トイレの展示なども行われています」
トイレは能登半島地震の被災地で水が使えなかったり衛生面でも大きな問題となり、今回の訓練では災害時に活用できる簡易トイレを体験してもらえるよう用意したということです。
◆参加者
「私は(簡易トイレに)座ったが もっと小学校や中学校、高校でも座る経験とかこういうものがあると周知するのもすごく大切」
「改めて避難場所の確認をしたり防災バッグの中身を確認することが大切だと思った」
主催者は「東日本大震災などを忘れず自分の命は自分で守る意識を持ってほしい」と話しています。