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8日は県立高校と大分大学の入試の合格発表の日です。
掲示板で自分の番号を探した思い出がある方も多いと思いますが、そうした合格発表は今、無くなりつつあるんです。
いよいよ8日に迫った運命の瞬間、合格発表。
掲示板に張り出される合格者の番号…自分のものを見つけて、喜ぶ受験生たち…
この光景はまさに春の風物詩でした。
実はこうした光景、今では無くなりつつあるんです。
なぜかというと…
「合格者発表は専用WEBサイトにより行うこととしています」(県教委HP)
県立高校入試では感染対策のため、コロナ禍の4年前から掲示板での合格発表は取りやめに…
利便性も高いことからホームページで行うようになりました。
同様に大分大学でも4年前から合格発表はホームページのみに…
そうした中、3月1日…
大分市の県立看護科学大学では合格発表が行われました。
県内で5つある大学の中で唯一、掲示板での合格発表を行っています。
ただ、ホームページでの発表も行っていて、そちらで確認する人の方が多いそうです。
では、なぜ、続けているのでしょうか。
◆県立看護科学大学 影山隆之教授
「大学に来て、自分の目で見て、ここで記念撮影とかもできるということで、(ホームページで)確認した後で来て、眺めていく本人や家族が見受けられる。ですから、ずっと続けている」
発表の後日、アパートの部屋探しなどと合わせて、掲示板を見に訪れる人たちが例年いるということです。
看護科学大では「今のところ、掲示板での合格発表をやめる予定はない」と話しています。