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去年11月、大分県別府市の自宅で、父親を殺害した疑いで逮捕された無職の58歳の男について、検察は1日、逮捕容疑とは異なる承諾殺人の罪で起訴しました。
承諾殺人の罪で起訴されたのは別府市の無職・大久保雅道被告58歳です。
起訴状などによりますと、大久保被告は去年11月、別府市内竈の住宅で同居する父親の雅人さん87歳の同意を得た上で両手で首を絞め、殺害したとされています。
大久保被告は当初、殺人の疑いで逮捕・送検され、その後、精神状態を詳しく調べるために鑑定留置が行われていました。
その結果、刑事責任を問えるとして、大分地検は1日、大久保被告を起訴。
逮捕容疑とは異なる承諾殺人の罪で起訴した理由について、大分地検は「捜査の結果」としています。
大久保被告の認否は明らかにしていません。