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大分市の小学校の児童がいじめが原因で不登校になった事案について、当初の教育委員会の対応に「問題があったと言わざるを得ない」とする報告書が29日、公表されました。
この問題は大分市内の小学校に通っていた児童が、2018年からの2年間、同じ学年の3人の男子児童から暴言や暴力を受けて、不登校になったものです。
「いじめの重大事態」として調査を行った大分市教委の第三者委員会は、おととし、3人から受けた行為が不登校になった主な原因と認定しています。
しかし、この調査に不十分な点があると保護者が申し出たことから、その後、再調査が行われ29日、その報告書が公表されました。
この中では、児童の診断書などが提出されていたにも関わらず、市教委が当初「重大事態」と認定せず、第三者委員会の立ち上げが遅れたことを指摘しています。
また、国のガイドラインを独自に解釈するなど「対応に問題があったと言わざるを得ない」と非難し、「法やガイドラインに従った認定方法」を行うよう提言しています。
市教委は「参考にしていきたい」とコメントしています。