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半導体受託生産の世界最大手台湾のTSMCが2月、熊本に新工場を開所しました。
関連ビジネスの好機が広がる中、由布市の企業が29日、次世代半導体に関する設備の増設を表明しました。
増設を表明したのは半導体事業を手掛ける由布市のデンケンです。
杵築市にある工場の敷地内に次世代半導体の解析設備を導入することを決めました。
半導体の基盤を従来より2倍ほど細かく解析できる電子顕微鏡を備え、企業からの受注を受けて不具合のチェックを行うということです。
総投資額は8億5000万円で来年3月の操業を見込み、TSMCをはじめ九州の企業を中心に取引を拡大したいとしています。