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全日制全体で1.04倍 6080人が志願 志願倍率最多は大分西で1.56倍
受験シーズンも佳境に入る中、来月行われる大分の県立高校の一次入試の最終志願状況が発表されました。
全日制全体の倍率は、過去10年で最も低い1.04倍となっています。
ことしの県立高校の募集人員は、全日制で5864人となっていて、239人が志願変更を行い、最終志願者数は6080人、倍率は1.04倍となっています。これは、過去10年で最も低い倍率だということです。
志願倍率が最も高かったのは、大分西で1.56倍、次いで大分豊府が1.39倍、大分上野丘が1.32倍と続いています。
学科別では、鶴崎工業の化学工学が1.59倍と最も高く、大分西の総合学科が1.56倍、大分工業の建築が1.47倍となっています。
◆中津南・中津南 耶馬溪校・中津北
続いて、高校別の最終志願状況です。表の一番右の数字は、学科ごとの倍率を示しています。小数点以下3桁目は四捨五入しています。
中津南は当初より6人少ない192人、中津北は逆に7人多い182人となっています。
◆中津東
中津東は、機械で1.25倍など4学科で募集定員を上回っています。
◆宇佐・宇佐産業科学・安心院
宇佐は3人増えて124人となったものの、0.87倍と定員を下回っています。
宇佐産業科学は、4学科すべてで定員を下回りました。
◆高田・国東
高田は当初と変わらず117人、倍率は0.93倍です。
国東は、当初より増えたものの、4学科すべてで定員を下回りました。
◆杵築・日出総合
杵築は170人の募集に対し189人が志願。倍率は、1.11倍です。
日出総合は、3学科すべてで定員に達していません。
◆別府鶴見丘・別府翔青
別府鶴見丘は、217人の募集に対し226人が志願し、倍率は1.04倍です。
別府翔青は商業が1.44倍、普通で1.25倍と定員を上回りましたが、グローバルコミュニケーションは0.64倍でした。
◆大分上野丘・大分舞鶴
大分上野丘は301人の募集に対し、398人が志願。倍率は1.32倍です。
普通と理数でくくり募集をしている大分舞鶴は、1.2倍でした。
◆大分雄城台・大分豊府・大分西・大分鶴崎
大分雄城台は、1.3倍、大分西は1.56倍、大分鶴崎は1.3倍、大分豊府は1.39倍と、それぞれ定員を上回っています。
◆大分南・大分東
大分南は普通が1.37倍、福祉が1.08倍と、どちらも定員を上回りました。
大分東は、園芸ビジネスで1.44倍と、定員を上回っています。
◆大分工業
大分工業は建築と土木の2つの学科で定員を上回りました。
◆大分商業・芸術緑丘
大分商業は、商業で1.19倍など、3学科すべてで定員を上回っています。
◆鶴崎工業
鶴崎工業は、化学工学が1.59倍、産業デザインが1.33倍など5学科すべてで定員を上回りました。
◆情報科学・由布
情報科学もすべての学科で定員を上回っています。特に、デジタル創造は1.25倍です。
◆臼杵・津久見
臼杵は当初より2人増えて172人、倍率は1.15倍です。
津久見は4つの学科で定員を下回っています。
◆海洋科学・佐伯鶴城・佐伯豊南
佐伯鶴城は、170人の募集に162人が志願し、倍率は0.95倍です。
佐伯豊南は4学科すべてで定員を下回っています。
◆三重総合・竹田・久住高原農業
三重総合は、メディア学科で1.03倍と定員を上回りました。
竹田、久住高原農業は定員に届きませんでした。
◆玖珠美山・日田・ 日田三隈
玖珠美山の普通で1.05倍、日田で1.04倍と、それぞれ定員を上回りました。
日田三隈は定員を下回りました。
◆日田林工
日田林工です。4つの学科すべてで、定員を下回りました。
県立高校の一次入試は来月5日と6日に実施され、合格発表は来月8日です