早くも「年末年始商戦」食卓を彩るクリスマスケーキやおせち トレンドや物価高騰の影響は 大分
大分県別府市で5月に行われる将棋の名人戦。
藤井聡太八冠がタイトル防衛を目指す注目の対局を盛り上げようと16日、初の実行委員会が開かれました。
将棋界の若きエース藤井聡太八冠が別府での対局に臨むまであと約3か月…。
市は16日、最初の実行委員会を開きました。
前夜祭や記念イベント、気になる勝負メシなど今後の計画についてはこの実行委員会で具体的に話し合われます。
――TOS梅田雄一郎記者
「タイトル戦と言えば、藤井八冠の食べる食事にも注目が集まります。別府の人は、どのような地元グルメを食べてほしいと思うのでしょうか」
どんなものを食べてほしいか街行く人に聞きました。
――別府の専門学生
「関アジ・関サバ」
Q。選んだ理由は?
「おいしすぎて感動したので」
――愛媛からの大学生
「相手の王を取りに行ってほしいのでとり天。将棋の勝ちなので、相手の王を取りに」
――別府市民
「(別府冷麺は)モチモチしていて他の県にはないような食感が楽しめるので食べてほしいなと思った」
「(地獄蒸しは)素材を生かした食材がたくさんあるのでおいしいと思う」
30人に聞いたところ「関アジ・関サバ」という人が半数近い12人。
全国的に有名なメニューが人気を集めました。
将棋教室に通う子どもたちも興奮
一方、大分市内の将棋教室です。
憧れのヒーローともいえる藤井八冠の対局が同じ県内で行われることに子どもたちも興奮していました。
――子ども
「とても楽しみ。藤井さんと戦えるような強い棋士になりたい」
「藤井聡太さんは憧れの棋士なので対局を見て、自分も参考にして将棋を指してみたい」
指導する七蔵司さんは今回の名人戦を勉強の機会にしてほしいと話します。
――大在子ども将棋教室 講師 七蔵司仁紀さん
「楽しみながら集中力がついたり判断力がついたり、いろんな能力がつくのでこれは非常におススメの知的スポーツ。集中力をプロの棋士がみんなすごく持っているのを感じ取ってもらえれば」
――子どもたち
「藤井名人、頑張ってください」
別府の地で、藤井八冠がどのような将棋を指すのか注目です。
藤井名人が選ぶ別府の「勝負飯」は?
期待が高まる名人戦ですが7番勝負となっていて4勝した方が名人となります。
このうち別府市で行われるのは第4局なので、必ず対局が実施されます。
さらに、藤井名人か挑戦者かどちらかが3連勝で迎えた場合は別府で名人戦が決着する可能性があります。
こうしたタイトル戦で勝負の行方とともに気になるのが勝負飯です。
これまでにも様々なものが話題になってきました。
去年7月、静岡県での対局で藤井名人が選んだのがこちらの「カツハヤシ」でした。
お店の方によりますと、その直後から全国のファンが殺到し1か月以上、昼も夜も常に満席状態だったそうです。
また九州では福岡での対局で「肉ごぼ天うどん」が選ばれこちらも大きな話題となりました。
別府では何が「勝負飯」となるのか…対局は5月18日と19日です。