東九州新幹線実現に向け 大分・宮崎の両知事などが国に要望

2024年01月29日 18:40更新

東九州新幹線の実現を目指して、大分と宮崎の両知事などが29日、国に調査の実施などを求める要望を行いました。

東九州新幹線は福岡を起点に大分、宮崎を通り鹿児島までを結ぶ計画です。

29日、国土交通省には佐藤知事と宮崎県の河野知事、そして福岡県の副知事などが訪れ、大臣政務官に対し計画の早期実現を求める要望書を手渡しました。

東九州新幹線を巡って大分県は別府や小倉などを通る日豊本線ルートと、由布市や日田市などを通り新鳥栖を経由する久大本線ルートで所要時間などを比較する調査を実施しました。

31日には初めての説明会を日田市で開き、この2つのルートについて住民に説明する予定です。

◆佐藤県知事

「九州の発展のために重要だということで、しっかり進めていきたいと思う」

今回の要望では東九州新幹線について、国による調査の実施のほか、現在の基本計画から整備計画への格上げ、そして財源措置の拡充などを求めています。

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