「新生シリコンアイランド九州」実現へ 大分銀行など九州沖縄の11行がタッグ 

2024年01月16日 18:40更新

大分銀行など九州沖縄の地方銀行11行が16日、連携協定を結びました。

目的は地元での半導体産業の更なる活性化です。

◆福岡銀行・五島久頭取

「多くの強みを有する九州・沖縄はこれからさらなる成長の可能性が広がっています」

九州と沖縄の地方銀行11行は16日、東京で会見を開き、連携協定を結んだことを発表しました。

県内からは大分銀行が参加しています。

目的は半導体関連の企業を集めた「新生シリコンアイランド九州」の実現です。

半導体を巡っては、台湾の世界的な大手「TSMC」が熊本県に進出。

県内でも、国内大手の「ルネサスエレクトロニクス」が、中津市の工場の増設を表明するなど、九州で事業拡大の動きが活発化しています。

タッグを組んだ地銀11行は、さらなる企業誘致や地元企業の参入を促すため共同で融資をしたり、投資ファンドをつくるなど連携した金融支援を行っていくことにしています。

◆佐藤大分県知事

「九州の銀行が連携を強化してもらえるのは大変ありがたい」

今回の連携について、佐藤知事は16日「金融が果たしていく役割は大きい」などと期待を寄せました。

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