卸売市場で「初競り」 天候不良の影響で水産部門は入荷量少なく高値に 

2024年01月05日 11:50更新

大分市の市場で5日朝、初競りが行われ、ことしの取引が始まりました。

初競りが行われたのは大分市の公設地方卸売市場です。

水産部門では午前5時半から式が開かれ、足立市長の挨拶に続き、関係者全員でこの1年の豊漁や安全を願いました。

このあと、ことし最初のせりが始まり、県産のアジやサバなどが次々と競り落とされていきました。

水産部門では天候不良の影響で入荷量が少なく、全体的に高めの価格で取引されたということです。

一方、青果部門でも初競りが行われ、冬野菜を中心にほぼ例年並みの相場で取り引きされていました。

◆丸果大分大同青果野菜部 岩尾嘉臣部長

「非常に値ごろ感の良い価格になっているので、量的にも食べていただければ」

暖冬の影響でハクサイなどの葉物野菜は豊作となっていて、求めやすい価格は今後も続くことが見込まれるということです。

最新のニュース