早くも「年末年始商戦」食卓を彩るクリスマスケーキやおせち トレンドや物価高騰の影響は 大分
この1年のニュースを振り返るシリーズ「回顧おおいた」。
今回は、大分県内の様々な話題や出来事についてです。
――TOS白井信幸記者
「由布市湯布院町の湯の坪街道です。多くの人でにぎわっていて、楽しげな会話からは外国語も聞こえてきます」
新型コロナの水際対策の緩和や5類への引き下げで県内の観光地にもにぎわいが戻ってきました。
8月には、過去最大のクルーズ客船が別府に寄港。
また、6月には大分と韓国を結ぶ空の便が就航しました。
県内の9月の宿泊客数はコロナ禍前の同じ時期を上回りました。
宇宙港計画に大きな打撃です。
大分空港を人工衛星の打ち上げ拠点とする計画を進めてきたヴァージン・オービット社が事業の終了を発表しました。
シエラ・スペース社の宇宙から帰還する機体の着陸拠点を目指す計画は継続中で、2026年度の実現を目指しています。
――日田駅長
「日田彦山線BRTひこぼしライン出発」
6年前の九州北部豪雨で被災したJR日田彦山線が、バス高速輸送システム=BRTで復旧しました。
竹田市では世界一への取り組みも。
流しそうめんの距離でギネス世界記録に挑戦するプロジェクトです。
竹で作った約4キロのコース、何とかゴールまで流れ着き記録更新を成し遂げました。
――TOS梅田雄一郎記者
「セアカゴケグモが見つかったすぐ近くの側溝でクモの巣や生体が見つかったということで今、市の職員らによる駆除作業が行われています」
10月、大分市の小学校で セアカゴケグモ約100匹と複数の卵発見されました。
ことしに入り大分市では8例が確認されています。
◆観光客
「みんなに愛される名前じゃないですかね」
「ペッパーミルちゃん/かわいかった」
WBCで日本が優勝したことし、大分市の高崎山では第1号の赤ちゃんザルが「ペッパーミル」と名付けられました。
ヌートバー選手のあのパフォーマンスが由来です。
アフリカンサファリには約1年半ぶりにライオンの赤ちゃんが誕生しました。
先月はよちよち歩きの愛くるしい姿でしたが、この1か月で体重は約3倍になったということです。
お手柄警察犬の話題も。
警察犬のアモーレ リンは別府市で行方不明となった男性の捜索に参加しシャツのにおいを頼りに見事、男性を発見しました。
――嘱託警察犬指導士 田島幸信さん
「よくやった。もう本当に褒める言葉しかなかった」
リンには感謝状と副賞のビーフジャーキーが贈られていました。
来年はどんな出来事が話題となるのでしょうか。
明るいニュースが多い1年となることを願います。