毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
ことしはコロナ禍が明けましたが、これまでは様々な制限がありました。
高校時代にコロナ禍に直面した元野球部のマネージャーが、二十歳の節目に球場でプラカードを持つ夢を叶えました。
大分市内の写真スタジオです。
1月の「二十歳の集い」を前に、前撮りに臨んでいたのは竹田高校野球部のマネージャーをしていた吉野愛菜さん。
晴れ着姿で向かったのは…
――吉野愛菜さん
「これから別大興産スタジアムに行く」
この日、スタジアムに集まったのは野球部の同級生たち。
思い出深い場所で、仲間と一緒に“前撮り”させてもらうことになったんです。
吉野さんたちの高校時代、夏の甲子園県大会は新型コロナの影響で2年の時は県独自大会になり、3年では規模が縮小。
吉野さんは開会式でプラカードを持って入場行進することができませんでした。
そんな我が子の願いを二十歳の節目に叶えられないかと、母親の京子さんがスタジアムに掛け合い快諾してもらえました。
プラカードを手にした吉野さんの目には涙が…
――吉野愛菜さん
「開会式でこれ(プラカード)を 持って入場することがなかった ので感動した」
――母親 吉野京子さん
「娘が叶えたかった夢がこういう形で叶えられてうれしい」
同級生の部員13人中、今回参加できなかった3人のユニホームも一緒に記念撮影です。
――羽田野和也さん
「別大興産(スタジアム)という思い出の場所でみんなで集まれたというのが一番うれしかった」
――矢野稜さん
「会うたびに(仲間たちが)また新しい知識をつけたり頑張っているなと思うので、この先も(一緒に)頑張っていきたい」
吉野さんは来年4月から大分B-リングスも所属している九州アジアリーグに就職する予定です。
――吉野愛菜さん
「B-リングスのホームゲームのときはここに来て試合の公式記録を付けたりするので、自分たちがいた場所で試合をするところにまた関われるのはすごくうれしい」
コロナ禍を乗り越えた経験も糧に、それぞれが夢に向かって歩み出しています。