グーグル検索ランキング「大分 サイゼリヤ」が第1位 県内初出店に街からも歓迎の声
この1年の県内の出来事をシリーズで振り返る「回顧大分2023」。
今回は、アフターコロナのこの1年を振り返ります。
2020年3月、県内で初めて感染者が確認された新型コロナウイルス。
ことし1月6日には新規感染者数が3998人と過去最多を更新しました。
その一方、ことしは感染対策の転換期に。
3月、マスクの着用は個人の判断に。
そして、5月…
――TOS柴田真里キャスター(5月)
「新型コロナの位置づけが5類に引き下げられた初日。道行く人を見るとマスクを着けている人もいるがマスクを外している人も一定数いるように感じる」
感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。
ただ、しばらくはマスクを着けている人が多くみられました。
6月、TOSが大分市中心部でマスクの着用状況を確認したところ、外していた人が200人中47人でした。
一方、19日は200人中108人に増えてました。
――マスクを外していた人
「コロナが5類に下がったということもあったので、 コロナにかからないように気をつけながら考えれば外してもいいのかなという判断」
また、高齢者施設では…
感染対策が緩和され、ガラス越しだった面会は直接触れ合えるように。
5類引き下げに伴い、濃厚接触者の特定は廃止され、感染者本人も含め行動制限はなくなりました。
毎日集計する「全数把握」は終了し、県内58の医療機関の患者数を1週間ごとに公表する「定点把握」に。
医療費や検査費用は自己負担となった一方、ワクチン接種は来年3月まで公費負担が継続されます。
そして、ことしは「4年ぶり」という言葉がよく聞かれるように。
様々なイベントや行事が4年ぶりに通常開催となりました。
学校行事や祭りも4年ぶり通常開催。
一方、感染対策で使用されたこのアクリル板にもアフターコロナの動きが…
――7:30製作所 有田真由子さん
「アクリルパーテーションを制作する際に出ていた端材に新たな命を吹き込んで何か新しい取り組みができないかというところで」
大分市のこちらの店舗ではアクリル板を利用してメモリアルスタンドやキーホルダーなど製作しています。
SDGsを意識した取り組みとして注目され、今、問い合わせが増えているそうです。
感染対策が転換期を迎えた2023年。
マスク越しではない多くの笑顔を見ることができた1年でした。